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「うわぁー今日もここは賑わってるね!!」
有野の、あの何とも言えない自己紹介が終わり、今雅也達は買い物をするために色々なお店が並んでいる場所に来ていた。
「なぁ雅也無視は止めてくれよ?いくらなんでも心が悲鳴をあげるから。」
「うるさい、いつからここに居た?」
「えっ!俺ってそういう存在!?」
「気付くの遅いぞ?」
「二人ともぉ~あったよ~私の欲しい洋服があるお店!!早く早く~」
満面の笑みを浮かばせて、ぶりっ子走りで店内に入って行った美華。
「おい、待てよ行くぞ有野」
分かったと返事を返し有野も美華の後を追って店内に入って行った。
・・・・二時間後・・・・
「よし!二人とも帰るわよぉ~」
元気なのは今のところ美華だけだ、掟と言っても過言ではないだろう…、男が女の買い物に付き合った場合必ず与えられる宿命、そう荷物係だ。
「おい、美華てめぇ覚えとけ」
「何を覚えるの?あっ雅也に感謝すること?覚える必要ないよ、五分前にありがとうって言ったでしょ?」
「そういう事じゃない…もういい。」
「…?」
荷物係にされた事に苛ついてる雅也に対し美華は、なんで怒ってるのだろう?といった反応をとっている
「よしもう夜も遅いし早く行こっかふたりとも!」
「分かってる」 「うん」
返事を返し、三人は楽しく喋りながら美華の家に荷物を置きに向かった。
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