1人が本棚に入れています
本棚に追加
ここはとある田舎町、
そこには、一人の青年が居た。
ガラガラ
「ただいま~母さん」
「お帰りなさい雅也、今日の試験どうだった?」
「完璧ですよ~」
胸を張りながら腰に両手をあて、えらそらうな態度で言う。
この少年の名前は新塊-雅也(アラカタ-マサヤ)、歳は20歳になったばかりだ、身長は175cmぐらいで、細身でガッチリ体型、髪は染めてクリアな茶髪、長さは後ろ髪が肩に届いて、前髪が眉の上ぐらいだ、容姿はモデルや俳優と一緒に立っても負けず劣らずと云ったところだ。
どこにでも居る大学生だ。
いや失礼、どこにでも居るは間違っている、この青年は。
「母さん、やっぱりここの大学は簡単過ぎ、今日は抜き打ちでテスト試験やるって言ったから期待したのに、何?この問題?って思ってしまったよ。」
「しょうがないわよ、この町は都会から離れて孤立してるんだから、でもここの学校は都会からも来てる子供たちも居るくらいに偏差値が高いって有名よ」
「そうだけど…、まぁいいや早いとこ風呂入ってゲームし~よっと」
「ちょっと、ご飯もしっかり食べなさいよ!!」
「はいは~い」
雅也は適当に返事をすると、そのままお風呂に向かった。
最初のコメントを投稿しよう!