1人が本棚に入れています
本棚に追加
「今日はちょっと、お風呂に浸かりすぎたかな?軽くのぼせてるし、まいっか早くこのゲームクリアしないと、あいつの…。」
そう言うと、最近買ったテレビと向き合った、そしてゲームをしようと電源を入れた時。
「雅也ー電話よー」
「はぁ誰だよこんな時間に!」
少し苛つきながら二階から階段で降りて行く。
「もしもし?」
「もしもし雅也、何してた?」
「こんな時間に何の用ですか?美華」
雅也の幼馴染み、同級生の新垣美華だ(アラカキ-ミカ)
「この前貸したゲームクリアした?」
「ん、……まだしてない。」
「そっか、そっか、それでは頑張りたまえ新塊雅也君!それぢゃっお休み-」
「あっ!待て切るな!!」
「どうしたの?」
「お前、家の電話じゃなくて俺の携帯にかけろって何回も言ってるだろ?」
「別にいいじゃん、雅也のお母さんの声も聞きたいしね、じゃっあねぇ~」
美華は聞きたい事を聞いて、言いたい事を言うと相手の話も聞かずにすぐに電話を切った。
「はぁ夜なのに元気な女だ、夜行性か?」
「楽しそうだったわね?美華ちゃん相変わらず元気してたかしら?」
「あーうん、お休み」
今の会話で疲れたのか、雅也は二階に向かって歩いて………。
走って行った。
最初のコメントを投稿しよう!