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「おっきなさぁーーーい!」
「ヴぁっ!!!げっほげほ、…お前、なんちゅー起こし方しやがる!死ね!」
「え~可愛い美華ちゃんが体で起こしてあげたのに!」
美華は雅也に喜んで当たり前といった真面目な顔で言った。
幼馴染みじゃなかったら間違いなく喜んでいただろう、何せこの美華はホントに可愛いのだ。
身長は150cmぐらい
後ろ髪が、肘まで伸びていて前髪は左右が顎まで真っ直ぐ伸びていて、中央辺りは、ちょうど眉の上でキレイに切り揃えられている、パッつんでは無いが。
そして地毛の金髪、瞳は青色、美華はクォーターなのだ。
「何が可愛いんだ?鏡みて言えよ!後クォーターなのに何で金髪が地毛で瞳は青色なんだよ?馬鹿じゃねーの?」
「酷い…。雅也にそんな事言われるなんて、もう死ぬしか。」
窓に手をかけ身を乗り出す
「バイバイ雅也…今までありがとう。」
「うん、俺もありがと~バーイバーイ」
「バイバイ、止めても行くよもう死ぬって決めたから、皆にも宜しく言っといて、あっ!後ね昨日、冷蔵庫に入れたプリン食べていいよ、どうせ賞味期限切れてるから、後はね、確か今日は皆で遊びに行く予定だっ「長ぇーーんだよ!」」
雅也はベッドの上にあった枕を思い切り投げて美華の喋りを終わらせる、だが美華は何を勘違いしたのか。
「雅也そこまで言うんだったら…分かったよ今日は雅也に免じて死なないよ、良かったね雅也…許してあげる。」
その言葉を聞いた雅也はベッドから降りて、美華に近づいて行き拳骨をつくると手加減して美華の頭に降りおろした。
「っ痛」
「自分のせいだろーが!しかも許すってなんだよ?別に俺は何もしてないのによっ?!」
「……、早く行かなきゃ遅刻だよ、下で待ってるか早く来てね。」
目にも止まらぬ早さで走って行った。
「ハァー、いつもの事ながらウゼェな」
・・・10分後・・・
「待たせたな、行くか」
「貴様、遅すぎるぞ?我を馬鹿にしているのか?……テヘな~んてね早く行こっか」
「ん…あぁ」
(やっぱり馬鹿は馬鹿だな)
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