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「あいつ、仲間の盾にでもなったつもりか!?」
『怪獣どうしにそんな仲間意識があるのか!?』
いや、そんな事よりも、まだ一体無事だ!
つーか、逃げ出そうとしてやがる!
『マズイ、今の攻撃で、私のエネルギーレベルが!』
「お約束な展開だな……忌々しいぐらいに…!」
そう言えば目の前のモニターにも『出力レベル低下』とかなんとか浮かんでいるし…!
『すまないコウガ君…今はあの怪獣を追えない…!』
「…別にいいさ、とりあえず、相手は逃げてくれてるからな…」
今、俺とマキナの正面先、海へ向かって全速力で怪獣は逃げていた……
「……これで、」
『?』
「これで…終わりなのか?」
***
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