プロローグ

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 たとえ、その日が重要な日であろうと、布団からは出たくない。  重要な日じゃなければなおさらだ。 「起きるんだコウガ君ッッ!」  だからさ……起こしてくれるのはいいけど、もうちょっと寝たいんだよ…  何も大声で起こさなくても… 「起きるんだ! もう朝6時半じゃないか!」  はえーよ。  てか家揺らすな。 「…あー、もうわかったよ…!」  仕方ねぇ…起きるか…
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