プロローグ

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「挨拶されれば挨拶を返す!  常識だぞ、コウガ君!」  そいつは―――一応『見た目は』女だ。  勝気な瞳、黒くて長いロングヘアー、あとそれなりにある胸。  まず十中八九、女だ。  だけどなぁ… 「存在自体が非常識なやつに言われたくねーよ、この!」  俺は、そいつの『胸部へ伸びる』タラップを走り、そいつの『顔の下』で叫ぶ。
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