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私は虹夢彩夏、今日私は職員室で新しい部活の提案を出した
[先生、新しい部活を作りたいです。私が考えた部活聞いてくれますか?]
『えっ、新しい部活ですか。どんな部活を作りたいんですか?』
[都市伝説部です!]
私は元気に答える
『都市伝説部ですか、人数が五人揃えば許可しますよ』
回転椅子に座り、先生は考え込みながらも答える
[五人ですか?]
『ええ、五人揃えば許可出来ます』
その言葉に対し私はこう言った、頑張って五人集めてみますと。すると
『五人集まると良いですね』
先生は終始はにっこり笑い、丁寧に相談にのってくれた
[ありがとうございます、では、失礼しました]
礼を言い、職員室の扉を閉める。こうして部員を集める為にクラスメイトや隣のクラスの人にも声を掛けた
[あの、すみません!部活に入りませんか?]
「何の部活に?」
私はクラスメイトの花梨に声を掛けた花梨はクラスの中で多分一番本をよく読んでいる読書家だ
[都市伝説部なんだけど、どうかな?]
「都市伝説部?」
[町で起こる、色々な事を解決したり。未確認生物を探したり、オカルトマニアが集まる部活なんだけど]
部活内容を説明する彩夏、花梨は机に座って本を読んでいる。よく視ると本には
『未確認生物!』
と表紙に書かれていた、そこでもしやと思いこう訊ねた
[花梨ってオカルトマニアなの?]
「うん、未確認生物とか……都市伝説とか割りと好きかな」
案の定、予想は的中。暫くして、花梨は読んでいた本を閉じ。私に話し掛けて来た
「ねえ彩夏、都市伝説部に入りたいんだけど良い?」
だから、入らないか訊いたんだけど。私はため息を着く、本に夢中で此方の話し聞こえなかったのかなと心の中で思ったが。良いよ、是非入ってと言った
「ありがとう、彩夏!」
「何々ー、私も入れてくれない?」
[わっ、花香!]
私はいきなり話し掛けてられたので驚く。すると彼女は悪戯顔で、ごめん。驚かせちゃったと謝る、因みに花香は花梨の双子の姉だ
「あっ、花香。聴いて聴いて、私ね?部活に入る事にしたの……!」
「えっ、何の部活に入るの?」
「あのね、都市伝説部!」
「都市伝説部か良いなぁ、ねっ、彩夏!私も部活に入れてくれない?」
[えっ……良いけど、本当に良いの?]
「もちろん、私。都市伝説とか大好きなの!」
[そうなの?]
私は少しキョトンとした、と言うより意外なので驚いていたと言う方が正しいだろうか
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