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「えっ、嘘でしょ!お姉ちゃん。そんな事が本当にあったの?」
妹は私の話しを聞いたとたん驚いていた
[本当よ、私さっき体験したから。怖かったわ]
「お姉ちゃん、学校を調べてみよう?」
妹が驚きの事を言った。怖がりなのにオカルト好きな妹は興味津々に目を輝かせた
[分かったわ、後で調べに行きましょう?]
私達はソファーに座りながらテレビを見て夜になるのを待った。4時間が経って私は妹と学校に向かう事にした、部屋から出て廊下に出た。そして友達に電話を掛けた、電話を掛けた相手は都市伝説部員だ。軈てプルルルッと通話音が耳に響く
「はい、もしもし。どなたですか?」
電話に出たのは花梨だった、続いて花梨が電話をしていると受話器から花香の声が聴こえた
「花梨、誰と話してるの?」
「うん、今ね?彩夏から電話が掛かってきたの!」
「そうなんだ?何か用事があるのかな?」
[もしもし、あの。夜に電話してごめんね?]
「「ううん大丈夫だよ! 大丈夫!」」
双子の特徴なのか、二人の声が揃う
[でっ用事はね、今から学校の前に集合して欲しいの]
「今から、良いけど。どんな用事?」
[あのね、学校に一つ不思議な謎があるから今から妹と調べに行こうと思ったんだけど。二人だと心細いから花梨と花香を誘ったんだ]
「「良いよ、面白そうだから行くよ!」」
[二人共ありがとう!]
こうして部員メンバーに妹と一緒に夜の学校へ向かった。連絡はケータイで取る事にした、私達は校門の前に集合する。しかしそこには防犯カメラがあるのでこっそり忍び込む事に、そんな矢先。ケータイが鳴る
[はい、もしもし?]
私はケータイ電話に出た、しかし何も喋らない
[もしもし、もしもーし?]
プッ、プープープー
電話は切れた
(何だったんだろう?)
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