いち。

4/6
前へ
/6ページ
次へ
女子の間では、学年問わず、ファンクラブがあるくらいです。 「みたいだよ。結城さ、理想高いよね、絶対。皆あんな奴のどこがいいんだか」 因みに、結城君と、唯ちゃんは、幼なじみらしいです。 「絶対、皆、唯ちゃんのこと、羨ましいよ……」 そう呟いた瞬間に、チャイムがなり、私達は自分の席についた。 今は5時間め。 教科は数学です。 ノートを広げ、板書をしようとした時…… 「浅見」 私は名前を呼ばれました。
/6ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加