837人が本棚に入れています
本棚に追加
/108ページ
やぁ皆!俺の名前は天導夜斗(てんどうやと)!
仲良くしてね(キラ☆
おえぇぇぇぇ、キモイッスねwwwwサーセンm(__)m
今俺はスッゲー不機嫌だ。
理由は今この瞬間にも爽やかイケメン笑顔を周りに振り撒いている自称親友で万能系主人公の、
神路龍斗(かみじりゅうと)が原因だ。
龍斗は頭脳明晰にして成績優秀、運動神経抜群しかも喧嘩も強いときた。
性格も男女分け隔てなく平等に優しい。
トドメの超絶イケメン。
イケメンなんてシネバイイのに……………
龍斗「夜斗、どうしたの?怖い顔してるけど」
夜斗「イケメンは敵だ!死ねば良いのに!!(いや大丈夫だ、なんでもない)」
龍斗「酷い!?何で!?」
おっと、ついうっかり言いたいことが逆になっちまったぜ。
夜斗「と言う訳で死ね!龍斗!!」
龍斗「嫌だよ!逃げる!」
夜斗「逃がすかァァァァァ!!」
――――――――
―――――――
――――――
―――――
――――
あれから三十分後、結局俺の攻撃は龍斗の腹にクリーンヒットし、龍斗は暫く動けなかったwwwww
夜斗「ごめん」
龍斗「いいよ慣れてるから」
龍斗「それよりも、僕の足元にある魔方陣みたいなのってなに?」
あん?これは……フム
魔方陣=勇者召喚
↓
龍斗=勇者
↓
魔王復活
↓
龍斗が勇者として魔王討伐
↓
龍斗、ハーレムを築いてハッピーエンド
て、所か?ならば………
龍斗「夜斗?どうしたの?」
俺は急いでその場から離れることにした。しかし!!
龍斗「待って!!」ガシッ!
なん……だと!?
こいつ!?俺の両肩を掴みやがった!!
夜斗「離しやがれ!」
龍斗「嫌だ!!一人だと怖い!」
ふざけんなァァァァァ!!
こうなったら力ずくで!
やろうとした瞬間。
魔方陣が輝きだし、俺の視界は真っ白になった。
最初のコメントを投稿しよう!