また、瞳を閉じてみる

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また、瞳を閉じてみる

 瞳を閉じた時、そこには何が見えるんだろう? 目の前にチカチカ光る物体らしきもの。 だけどそれが何で、どんな色なのかも分からない。 見ようとすればする程、じっと見ていられない。 どうにか確認出来ないものか。 「これは何色?どれか一色でもいいから?」って 心がつぶやく瞬間。 誰に? 自分に! とても不思議だが、自然に語りかけてる。 見えているのは確かに「物体」、でも話しているのは「心」 そう言えばあの頃は、もう一人…!? もう何十年も前、一度も出逢えない「誰かさん」と付き合っていたんだ。 今は、もう出て来ないけど…。
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