Eperoge Chapter

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砂嵐に怯むまいと、わずかに息を吐く。 うつ伏せで倒れていた身体を動かそうと 、両手に力を込める。 両手、両足共に無事らしい。 下手をすれば、片腕の一本も失ったのか と思っていたが。 我ながら、悪運という物はあるらしい。 身体を起こし、立ち上がる。 瞬間、腹部に痛みが襲い、方膝立てて しゃがみ込む。 両目をつむり、数十秒ほど痛みと格闘する。
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