Eperoge Chapter

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レンという隊員から、言葉は帰って来ない。 頭の中に最悪の言葉が思い浮かぶ。 「お前もだ! 加藤!!」 もう一人、倒れているBSAA隊員に 向き直る。 「こんな所で、お前はくたばるタマではない! 死んだ綾瀬の為にも・・・ 貴様が立ち上がらなければ・・・」 「うっせぇよぉ・・・」 「!」 「隊長のお前が、そんな悲観的に泣きわめいてどーすんだよ・・・ ブラヴォー リーダー 。ブルース・グレイマンさんよぉ!」 「レン!!」 ガッチリした体格のレンが立ち上がった。 「BSAA 極東方面隊の端くれとして、 Dr.マートンの脅威は無視出来ません。 ブルース隊長に続きます。」 細身の隊員。 加藤も立ち上がる。 Far East BSAA 首都方面隊 日本列島とアルファベット。 日本語がワッペンに刻まれている。 純粋な日本人らしい。 だが、その顔つきと、鍛えられた肉体、眼差しは、彼が選ばれし兵士である事を 思わせる。
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