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ハルカ
「え?性格?」
サファイア
「そうったい!あいつは、初めて会うたのに、服を着ろだの体が臭うだの言って来たったい!
あたしかて、女の子やのに………。」
ハルカ
「………うん、それは。ごめん、愚弟がいろいろと。」
サファイア
「ハルカが気にすることじゃなかとよ!言ったんはあいつなんやから!」
うーん、それでもなぁ~。
普段のルビーならば、そんなことは言うはずないのだがと思案するハルカ。
それに気づいていないサファイアは話を進めていたのだが………。
サファイア
「それでな……。ちょっとハルカ!聞いとると!」
ハルカ
「あ、ごめん!考え事してた。…で、何?」
サファイア
「だーかーら、あたしとあいつで一つ賭けばしてるったい!」
ハルカ
「?賭け?」
サファイア
「そう!あたしの目標はバトルば極めることたい!あいつもコンテストば極める目標がある。あたしはジム制覇、あいつはコンテスト制覇する。
期限は80日!
その間に目標ば達成してもう一度集まってお互いの成長した姿を見せるってのが賭けの内容ったい!」
ハルカ
「へぇ~、なるほど。で、ルビーがそれに乗ったと。」
珍しいという顔でハルカが頷いた。
ハルカ
「ってことは、サファイアも旅に出るんだ。」
サファイア
「もちろんたい!そんで、ジムば制覇してあいつに認めさせてやるったい!
………ところで、ハルカは旅はせんと?」
ハルカ
「ううん。するよ。でもねぇ………。この状況だと………。」
サファイア
「大丈夫じゃなかと?家出するわけやないんやから。」
ハルカ
「………だよね。よし、なるべくソフトに話てくるか。」
サファイア
「いいって言ってくれるとよかね!」
その後、旅に出たいと言ったハルカは、すんなりとはいかなかったが旅に出ることになった。
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