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「2分遅刻だな。遅刻の理由は?無いのなら罰として闘技場を5周走ってもらおうか。」
全速力で廊下を走るがその努力も虚しく闘技場には既に全員が集まり授業が始まっており無駄に広い闘技場を5周も走るはめになった。
エファ「ったく、学園に来てまで疲れなきゃなんねぇんだよ。」
ミーシャ「あんたが私に突っかかって来るからでしょ!」
シーナ「2人とも授業中だよ喧嘩はダメだよ。」
「そこ!ありがた~い説明中だ静かにしろ!」
ミーシャ「(あんたのせいで怒られちゃったじゃないの!?)」
エファ「(だせぇ怒られてやんの。)」
シーナ「(も~2人とも喧嘩はだめだよ。)」
そんなやり取りを後ろで見ていたキリヤとカイルは思う。
キリヤ・カイル(あの2人何だかんだで仲良いんじゃね?)
そんなこんなで先生にばれないように小声でミーシャをおちょくっていると先生の説明が終わり話を聞いていた生徒たちが練習をするために好きな場所に散っていく。
カイル「よし!とりあえず壁際で勝負しようぜ!」
キリヤ「そうだなここで立っていてもどうにもならないしな。」
ミーシャ「・・・そうね、この問題児に時間をかけるだけ無駄ね。」
2人の言葉に渋々ミーシャも納得したのか立ち上がり壁際の空いているスペースに向かって歩きだす。
シーナ「今日はエファ君もいますしどういう組合せでやるの?」
カイル「そうだよな奇数だし1人休みで2人と2人で回していくか?」
俺を除いた4人が話し合ってる中、壁にもたれるように腰を落としてしゃがむ。
分かりやすく言うとヤンキー座りをする。
エファ「あ、俺パスで。」
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