1人が本棚に入れています
本棚に追加
教室から出て2人でしばらく歩くと学園長室の前に着きリオナが扉をノックする。
リオナ「学園長、エファ・クロークを連れてきました。」
「入っていいですよ。」
リオナ「失礼します。」
エファ「うっす。」
学園長室に入ると若い女性が椅子に座って紅茶を飲んでいた。
彼女の名前はフィリナ・スタローク
この学園の学園長でこの国の上位ギルドランカーに位置付けられている猛者の一人だ。
フィリナ「リオナ先生、わざわざ連れてきてくれてありがとうございます。」
リオナ「いえ、どのみちエファ起こしに行かなければいけなかったので。」
フィリナ「あらあら何だか新婚さんみたいですね。」
エファ「お似合いだろ?」
リオナ「お前は黙ってろ。」
リオナは若干顔を赤くしながら持っていた書類で頭を叩く。
リオナ「では私は仕事があるのでこれで失礼します。
エファ、学園長に迷惑をかけるんじゃないぞ。」
リオナは失礼しますと頭を下げると少し早足で学園長室を後にした。
フィリナ「あらあら少しいじめすぎましたかね?」
最初のコメントを投稿しよう!