ボーロの運命

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そのボーロは 何度も手に握られ、 食べようとされながらも うまく口に入らず… タローは 眉間に皺を寄せながら、 ボーロを再度つまんで… テーブルの外で 手を開き、わざと落としました… ボーロは ころころ転がり、 タローの足元へ。 転がる様をじっと見ていたタローは おもむろに 足をあげ…次の瞬間! …ボーロは粉々になりました。 そして、彼は満足げに 鼻息荒く フンフン言いながら、 歩行器で 廊下に去っていきました。 ……ひどい…!! ボーロに なんて気の毒な事を… 心の中でごめんなさいと 言いながら掃除したけど(>_<) フローリングの目に 粉々詰まったしw やってらんないわー↓
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