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いやいやいや、勘違い勘違い!
「雅どうしたの?顔真赤だよ?」
「な、なんでもない!」
私ってばそんなに動揺しなくても!
どんな顔してるのかなぁ?
「おーい!席つけー!今から、掃除の班決めるぞー。4人で1つのグループな!よし、じゃあくじ引き引けー」
麻友とかとがいいなぁ!
いつめんの誰か1人とは、一緒がいいなぁー
そんなことを考えているうちに、順番が回ってきた。
<保健室とトイレ掃除>
「雅どこだったー?」
「保健室とトイレ掃除だよー」
「まじ!?一緒じゃーん!」
「やったあー!麻友と一緒だー!」
黒板の保健室とトイレ掃除の欄に名前を書く。
男子は誰だろう?
ん?んんん??
【保健室とトイレ掃除】
・鏡 麻友
・橘雅
・風野拓海
・北宮 聡
げげ!!!
なんだか嫌な視線が感じた。
麻友たちの方を見ると、予想は的中。
すごく、ニヤニヤしている。
りかっちから手紙が来た。
見てみると、
雅よかったね!
風野と2人で協力するんだぞ☆
がんばって?
なんともいえぬ、気持ち悪い手紙だ。
「保健室とトイレ掃除の班は、保健室が2人、トイレ掃除が2人ずつに分かれろよー」
「はーい」
あぁなんだか嫌な予感がする。
「雅と風野、保健室ねー!あたしは女子トイレ掃除するから、北宮は男子トイレ掃除してねー。いい?」
「ちょっと!なんであたしが保健室なの?」
「いいじゃーん!ね、風野?」
「俺は別にいいけど。」
たーくーちゃーんー!
そこは、ヤダって言ってよ!
「先生決まりましたー!」
「え、ちょっ!麻友!」
「なにー?」
「橘どうした?」
「いえなんでもありません」
えーい、もうどうにでもなれー!
掃除くらい、パパっと終わらせればいいしね☆
たくちゃんとはしゃべらなければいいよね!
よし!そうだそうだ!
「雅、しゃべらないで掃除しようとしてるでしょ?」
「あたりまえじゃん!」
「ちゃんと風野としゃべってね」
「あーもう、はいはい。」
麻友のいうことなんか聞かないもんねーだっ!
でも、風野と話してみたいかも!
風野が好きなものとか聞いてみるかー!
あ、ついでに好きな人とか聞いちゃおー☆
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