Love start

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「みやびー次体育だよー!」 体育かぁ、めんどくさいなぁ。 「えーと、今日は100m走のタイムはかりとリレーをしたいと思います。4コースあるからすぐ並んで」 「あーなんか、やだわー」 「なんでー雅速いじゃん」 「位置についてよーい…」 パン!!!!!!!! 「ひゃーりかっちと麻友はやっ」 私は、夕姫とちひろとゆいと走った。 ゆいとは、中田ゆいだ。仲が悪い。 「次行くぞー!位置についてよーい」 パン!!!!!!! 私は全力で走った。 「…ばれ!」 ん?なに?今、なんて? 「雅がんばれ!」 え…だれ?この声は誰? 私はダントツ1位だった。 さっきの声は誰だったんだろう? 低くて聞いたことのある声… 「次男子するぞー!ほら、早く並べー。位置についてよーい…」 パン!!!!!!! あ…風野… 風野がんばれ!!!! 見事風野が1位。 さすがだなー。 「全員いいタイムだぞー。次は、リレーするぞー。チーム決めたから、今から名前よぶぞ。」 暑いなー。 サァーー…… あ、気持ちい風… なんとなく、風野の方を向いた。 ビックリした… 風野がこっちを見ていたなんて。 すぐあっち向いちゃったけど… 「…ばな!たちばな!」 「はい!」 「何ボーッとしてんだ!橘と野田と中町と風野な!」 はぁ?また風野と一緒? 「いえーい☆雅がんばろーね!」 「はいはーい!走順どーする?」 「まず、アンカーはたくちゃんでしよー!たくちゃんいいよね?」 「あーうん」 「あたし2走者目ねー!」 りかっちが2走者目になった。 それなら私は、 「じゃぁ、あたし1走者目!」 「は?なーにいってんの!雅は、3走者だよー!」 「まぁ別にいいけど、なんで3走者目じゃないとダメなの?」 私はまだ気づいていなかった。 肝心なことを。 こうして走順は、 ふんちゃん(中町ふみや) ↓ りかっち ↓ 私 ↓ たくちゃん となった。 「1走者目ならんでー。位置についてよーい…」 パン!!!!!!!
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