オープニング 終わりの始まり。

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何故かって? まっ理由なんて多々あるが大きくまとめて三つ。 一つ目は、初恋は実らないって言う皆さん耳にしたことがある厄介なジンクス。 このジンクスに世界中の恋する乙女は何人泣いたのだろう。 はっ! もしかしてこれって日本限定? 二つ目は、女の勘です。 今何それっ?て思った貴方女の勘をなめてると痛い目あいますよ。 そして最後の、三つ目。 実言うとこれが一番大きな問題です。 っとその前に私の初恋の彼について。 名前は、黒川継人さん。 年齢は、28歳。職業は、BARのオーナーさん。 因みに私は、そのBARのアルバイトという肩書きの奴隷。(ため息一つ。) 継人さんを一言で表すなら、 王子の皮を被った大魔王サタン。 (さらに深いため息一つ。) いや、継人さんに比べたらサタンなんて可愛いもんかも。 自分勝手でわがままで、人の弱みをチクチク責めたり、本当たち悪い。 しかも外見王子な事を本人も理解してか不特定多数の女性とスキャンダラスな夜を過ごす根っからのスケベだ! えっ?何故そんな男性を好きになったのかって? 継人さんは、自己中だし女たらしだけど、本当は凄く優しい人だから。 自分の為じゃなくて人の為に自分を犠牲に出来る人だから。 何が大切で、その大切ななにかをしっかり理解して生きているそんな彼が好きだった。 いつも無茶して自分傷つけて… 強がりだから、人に弱音なんか吐かないし、本当強い人間なんだなって尊敬出来るから。 後寝顔が可愛いから。 まっ私の初恋の彼の自己紹介はこの辺で。
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