自分の個性は他人にしか分からない

13/17
前へ
/93ページ
次へ
娘、ねえ…… 可愛いのかな? いやいや、親が目の前にいるのにその考えは失礼だwww 「いろいろ見て来ていい?」 「物は壊すなよ」 失敬な!僕が壊した物なんてひとつもないじゃないか! 壊すならあるかもしれないけどさあwwww壊さないように注意するし、大丈夫だってwww 「つぅばぁめぇぇよぉぉ!たかぁいそぉらかぁらぁぁ!!教えてよぉ!ちぃじょぉのほしぃをぉぉ!!!」 家の中を徘徊する。 美術品も何もなく、本当に日本の一般家庭のような家の作りだ。テレビはないようだけどww ふらふらと歩き回っていると、視界の端に人影が見えた。 誰だろう。もしかして泥棒かな? 無性に腹が立ってきた。 そうだ、僕は泥棒に殺されたんだ。ちょ~~っとやり返すぐらい許されるはずさwwww 探知して、この辺りの魔力の数を調べる。 僕ともう一人か……バッシュの魔力じゃないし、娘にしても魔力の質が似てない。これは本格的に部外者だ。
/93ページ

最初のコメントを投稿しよう!

25人が本棚に入れています
本棚に追加