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「....。」
未来は美春に言うことが異様に突き刺さってきた。
自分の中でいろんな記憶が流れ出す。
「今は仕方ないだろ。そう簡単に能力持ちが見つかるわけない。無い物ねだりしたところで始まらない。」
侑紀は美春に一喝しているが、未来は美春になにも言える気にならない。
(....あいつ...。)
侑紀はなにか感じ取った。
「そうよね、ごめんなさい。」
「いいんだ。」
口を開く未来。
「いいんだ。このままあの3人の枠を開けておく訳にもいかないのは、事実なんだから。」
「せめて1人.....蓮の分だけでも。」
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