プロローグ

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7月下旬。 都会の熱気から逃れるべく、避難した田舎の祖父の家。 小学4年生の僕がたまたま見つけたのは、裏庭の木々に埋もれた小さな抜け道。 通り抜けてみると、そこには琥珀色の秘密が転がっていた……。
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