王道と平凡

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部屋を適当に決め、リビングに置いてあった荷物をあらかた片付けると時間は15時を過ぎていた。 たしか、寮入ったのが12時過ぎだったから、…うへっ、三時間も片付けしてたのかよ… 俺の昔からの癖、何かに没頭すると時間忘れてしまうんだよな。 ぐぅぅきゅるるるぅぅ~… …思い出した頃になるお腹。 昼食ってなかったし腹も減るか。 俺は、持ってきた鞄から弁当を取り出した。 母さんが仕事に行く前に作っておいてくれた弁当。 この弁当もしばらく食べれなくなるのかと思うと寂しいぜ。 そして、俺は一人弁当を食べた。 「いただきます…」
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