prologue

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だから菜奈。 これは夢だと言って? いつもみたいに「悠ちゃん」って呼んで、 笑って? こんな未来を望んで突き放したわけじゃないんだ。 ただ 菜奈にとっての幸せを願っただけ―… それなのに いま、目を疑うような赤い海の中で 菜奈が目の前に倒れているこの光景に オレは 後悔ばかりしているよ―… 。
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