二.蔓まみれの迷宮

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途端 どこからともなく警告音が響き渡った。 心臓が止まる勢いで驚く。 そして、部屋中の壁に血文字で…… "WARNING! WARNING! WARNING! WARNING!" 「何だ!?何が起こった!?」 「ねえなんかヤバいよ!!早く出よ!!」 愛紀の判断に従う。今回はかなり……ヤバい。 ーーしかし、 「隼人兄ちゃん!愛紀姉ちゃん!大変!!ドアが開かない!!」 「何だと!?」 入った時にドアは見返さなかったが、ドアには文字が一文字ずつ書かれたスロットが6つ、その下に白紙と鉛筆があった。 絶えず響く警告音。 「何だよ!!何なんだよこれは!!」 ヤケを起こして何度もドアを引いては押し。しかしビクともしない。
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