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鴉side
鴉「紅みーっけ」
紅「あれぇ?鴉さんじゃん、どぉしたのぉ?」
えらく間延びした喋りだな
それよりも
鴉「何でお前が黥にゃんのストーカーしてんだよ」
紅「........鴉がこっちに来たのは予想外だったけど、僕今すっげぇ機嫌悪いんだよね」
鴉「クラウンを取られたからか」
紅「子供はねぇ、玩具を取られるのがぁ一番嫌いなんだよ」
そう言うと紅は手をさっとあげた
そしてニヤリと笑むと口を開いた
紅「よぉこそ、僕のチームの巣窟へ」
あらゆる物陰から出るわ出るわでざっと60人程が俺を取り囲んでいる
よくもまぁ、集まったもんだなこんなに沢山
それでこそやり甲斐があるってもんだが
鴉「ははははは!!!!良いね良いね良いね!楽しいやり合いになりそうだ」
紅「君はぁ何かに使えそうだからねぇ、生け捕りにさせてもらうよぉ」
鴉「面白い冗談だ。やれるもんなら、やってみろよ!!」
その言葉を合図に飛び掛かって来る雑魚共を打ち負かすべく俺は構えをとった
サバイバルナイフ、置いて来ちまったのが残念だが、仕方ねぇ
久々に素手のケンカといこうか
鴉「所詮所詮所詮、雑魚が何人束になろうが雑魚は雑魚だ」
紅「どうだろうねぇ、塵も積もれば何とやら、ってね。」
あのしゃべり方腹立つな.....捻り潰してやるか
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