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『それより、そっちの仕事の方はどうなの?』
『最近?』
『うん。』
『まぁそうだな、ボチボチってとこかな。』
『何よそれ!もっとやりがいがあって楽しいとかないの?』
『ないね!』
そんなバッサリ言わなくても…
いいじゃない!
まぁ、同期の中では涼太が一番topで仕事が出来るらしいからなぁ…。
なんで??
不思議だわ~。
『おじさん、ビール追加ね!!』
『それ、飲んだら帰るわ、私。』
結構飲んだな~!
私はそれなりの量はいけるんだけど、涼太はザル。
顔色ひとつ変わってないし。
『なに?俺の顔になんかついてる?』
『はぁ?』
『あ!今頃俺のかっこよさに気づいたとか?』
『うわ!!自意識過剰!33歳にもなってないわ~それ!』
『うるせーな!そういうおまえこそないな~!』
『はぁぁぁぁ!それはお互い様!』
『帰るぞ!』
いや、ちょっと待ってよ~。
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