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キリ…キリッ…
俺は、弓をひきながら謝った。
獲物はまだこちらに気付いていない。
悪いな、
そう思いながら更に弓をひく。
パンッ
獲物に当たる…と思ったが逃げられてしまった。
「はぁ…」
今日はついてない。
今日の晩ご飯に逃げられてしまった。
家では母親と5人の妹と弟が待ってるのに。
「帰るか…」
そう言って家路に着いた。
そして、僕は後悔をする。
もう少し早く家に帰っていれば、と…。
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