2469人が本棚に入れています
本棚に追加
/1646ページ
なんだろうねー、王様だってさ。
因に裏方は場面ごとで手の空いている者がやる事になった。
衣装は、コスプレ好きで裁縫好きなユリアとモリーが引き受けると言う事で、元々の話の服装を絵に描いて、着方の説明をして渡した。
そして採寸を、と言うから、僕がサイズ調整の魔法陣を描くから、と言うと驚かれた。
「え、あれを描けるの!?」
「うん、便利だから」
「流石ねー。ならお願いするわ」
ユリアに言われて、了解、と答える。
時間を掛けずに全員分の衣装に魔法陣を付けられる様に、スタンプでも作ろうかな?
舞台装置は父親が大工だと言うデルが、イメージを父親に伝えて構造を考えて貰うと言う話になり。
それから材料の調達となる事になった。
ま、木材とかはギルド組が調達するんだろうな。
組み立てはデルが現場監督で男子が主体でやるだろうから、女子で音響とかの準備を担当。
照明は先生方がやってくれるそうなので、台本が出来たら渡せば良い。
台本は、話を知っている地球組(表向きには東の村出身)メンバーに任された。
剣と蓮華は地球でやはり学園祭で劇をやり、台本を手掛けた事もあるそうで、頼もしい限りだ。
そうして準備は着々と進んでいった。
最初のコメントを投稿しよう!