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「それに実の父親を知ってる学園の教師とかが、僕がやる事に『あいつの娘だから』って割と寛容になるんだよね。そっくりだけどまだマシだ、みたいな感じで」
続いた言葉に皆が呆れたのは言うまでも無い。
「ま、何でも良いわ。兎に角今日はこれからその髪型のままでいてね」
エーデはそう言うと、今度はハウエルの所に行く。
「ハウエル!キングのコンテストに出てね!」
ハウエルは大貴族子息の雰囲気でいると王子様っぽいからな。
普段はフレンドリーにしてて感じさせないけど。
時々ノインやリリィ限定で弄られキャラをしてたりするけど。
と、それを見てカノンは、エーデを追い掛けるピーターに一言。
「クイーンにハンナを担ぎ出さないでね?」
それと同時にカノンから魔力反応。
誰かに念話をしているのか。
「うん、それはわかってる筈だけど、念の為にエーデにちゃんと言っておくよ」
ピーターは笑顔で了承してエーデの所に。
そして、次はクイーンコンテストね!と叫ぶエーデにピーターが話し掛けている。
するとエーデは、ウンウンと頷いて、リリィに声を掛けるが断られた様で、パメラの方に向かった。
それを見ていたら、横から袖をクイッと引っ張られた。
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