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***** side カノン
昨日は、コンテストの後、会場の隅に居た皆と合流し。
行きに、出来なかった射的や、お化け屋敷等も回って、お祭り気分を堪能して教室に戻ると、もう終了時間で。
また明日頑張ろう、と解散となった。
二日目の今日は、うちのクラスの劇は、観客が１階だけでは足りずに２階にも立ち見で入れて、大盛況だった。
コンテスト効果ね！と嬉しそうなエーデ。
劇や演奏をやるクラスは、自動で入場者数をカウントされて、一番多かったクラスにはご褒美があるそうだ。
ご褒美が何かは知らないが、コンテストに参加させたのはその為か？
ま、舞台自体は一日目と変わらずバッチリだったのだが、その後の挨拶では混乱しそうだったので、集合して一礼した時点で写真撮影は中止になり、進行担当の先生にさっさと追い出されてしまった。
そして午後。
昼で締め切られたコンテストの投票の、結果発表の為に再び中庭に呼ばれた。
今度はハウエルとパメラとも一緒に向かう。
中庭の特設ステージには、既に昨日の司会者が打ち合わせをしていた。
「ドキドキするな」
ハウエルが言うと、あんた達は良いわよね、とパメラ。
「私は全然目立たなかったもの」
溜め息を吐くパメラに、そうでも無いんじゃない？と言えば、慰めは要らない、と剥れられた。
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