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一般販売が楽しみだと言う言葉を次々に貰い、研究所の人達に伝えたら喜ぶよ、と返すと、お礼を言っておいてくれと頼まれる。
家族が申し込んで抽選に外れたと言う子も数人居て、家族にも食べさせたかったと笑っていた。
料理の皿が悉く空になっていき、ハンナは自分のプチケーキを配り始めた。
それも皆、ペロッと食べて、打ち上げパーティーと言う昼食会が終了した。
掃除して、机を何時もの状態に戻して。
終わったー!
夕方の、終了の時間までまだかなりの時間を残して、後片付けが終わった。
「次はとうとう魔闘祭だな」
「ああ、腕が鳴るぜ!」
そんな誰かの言葉から、話題は魔闘祭の事に。
「まずは団体戦のサバイバルだよな?」
「先輩が言うには、団体戦だけどメンバーは別々の所に転移させられるらしいよ」
「げ。ならずっと隠れてるとか無理なんだな」
「ただ残れば良い訳では無いらしいわよ」
「あー、何か採点されるんだよな?」
「えー、そうなの?」
「先輩が言ってたけど、期末テストの点になるんだって」
「え、テストが無いって喜んでたのに、そうなの!?」
そんなクラスメイトの話を聞きながら、僕達は苦笑いをする。
「俺達は離れちゃうんだよな?」
アランがクリスを見て心配そうにする。
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