魔闘祭の準備

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基本的に僕達ギルド組は、チームメイトを見ながらアドバイスしていく。 そう言う意味では楽だけど、それだけでは僕達の評価が付かないので、僕達は別で8人で依頼を受けるらしい。 授業時間外にニーグが見てくれるそうで、主に連携を見るとの事。 つまり大量の群れに8人で突っ込んでこいと。 それってニーグがついて来るのに護衛が必要になるパターンじゃないか? まさか僕達にニーグを守りながら戦えとか、言わないよな?面倒臭い。 ま、それはもう少し先の話。 だから、今はこのチームを鍛えなくちゃだねー。 「デル、タイミングが早い!それだとクランに攻撃が当たるよ!」 「っ、はい!」 「クランは素早く避ける!味方が攻撃出来ないよ!」 「う、おぅ!」 「ロッソは良いよー!そのタイミングを忘れないでねー」 「っしゃ!」 「シルビアは後ろも警戒を忘れずに!」 「う、うん」 今、第1チームは、僕が攻撃をしながら6人が連携して防御して攻撃する訓練を行っている。 因に残り2人は、治癒魔法の得意なレベッカが怪我をしたベックを、シルビアのサンドウォールの後ろで治療中。 僕が怪我の無い様に攻撃してたのに、ベックは僕が避けたクランのファイヤースピアーに当たったんだよ。
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