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アランとクリスがギルドカードを受付に提示して、確認をして貰い。
他のメンバーがカードを貰っている。
僕達は、近付いてきたケルベロスのローブを来た男性に、ついて来る様に言われ、彼の背中を追う。
付き添いの隊員出現に、ざわめく生徒達。
しかし、まさかのトレムさんとか(笑)。
酒場の一角にテーブルが5つキープしてあり、其処にの1つに座るように言われた僕達は、長椅子に4人ずつ向かい合って座った。
トレムさんがまず立ち上がり、自己紹介をする。
「今日、君達に付き添う事になったトレムだ。よろしく」
それに全員で、よろしくお願いします、と言い、チームリーダーのデルから自己紹介していく。
最後に僕の番だが、僕は必要無いよな。
「お久し振りです」
そう言うと、その節はどうも、と返される。
知り合い?と首を傾げるメンバーに、マロウ先生の遺跡調査のパートナーだよ、と教えると納得した。
マロウに遺跡調査に誘われたのが授業中だからな。
「でも何故、遺跡調査専用隊員のトレムさんが?」
不思議に思って尋ねると、苦笑いされる。
「急に高ランクの魔物の討伐依頼が入ってしまい、番号隊員があまり残って居ないんです。助っ人に駆り出されてしまいました」
あれま。
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