授業で依頼を受けよう

10/12
前へ
/1646ページ
次へ
アランとクリスがギルドカードを受付に提示して、確認をして貰い。 他のメンバーがカードを貰っている。 僕達は、近付いてきたケルベロスのローブを来た男性に、ついて来る様に言われ、彼の背中を追う。 付き添いの隊員出現に、ざわめく生徒達。 しかし、まさかのトレムさんとか(笑)。 酒場の一角にテーブルが5つキープしてあり、其処にの1つに座るように言われた僕達は、長椅子に4人ずつ向かい合って座った。 トレムさんがまず立ち上がり、自己紹介をする。 「今日、君達に付き添う事になったトレムだ。よろしく」 それに全員で、よろしくお願いします、と言い、チームリーダーのデルから自己紹介していく。 最後に僕の番だが、僕は必要無いよな。 「お久し振りです」 そう言うと、その節はどうも、と返される。 知り合い?と首を傾げるメンバーに、マロウ先生の遺跡調査のパートナーだよ、と教えると納得した。 マロウに遺跡調査に誘われたのが授業中だからな。 「でも何故、遺跡調査専用隊員のトレムさんが?」 不思議に思って尋ねると、苦笑いされる。 「急に高ランクの魔物の討伐依頼が入ってしまい、番号隊員があまり残って居ないんです。助っ人に駆り出されてしまいました」 あれま。
/1646ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2469人が本棚に入れています
本棚に追加