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そして報告を見て記入していくと、ささっと書き上げてしまった。
「早いねー」
「ああ、特に問題は無かったからな」
そう言う聖雅に、正臣も、皆しっかりしてたから助かった、と笑う。
クリスも、チームワーク抜群で移動も依頼もすんなり出来た、と微笑んでる。
なにそれ、羨ましい。
面倒臭かったの、僕達の所だけ?
なんて思ってる間に報告は終わった様で、アランを残して生徒組はニーグに転移で帰された。
アランは、クリスと僕達に挨拶してから帰りたいとニーグに頼んだらしく、2チーム同時に返したから良いぞ、と許可を貰って僕達の所に来た。
そんなアランに声を揃えて、お疲れー、と言えば、お疲れー、と返してきて、皆無事に終わったんだな、と笑顔を見せる。
「俺は先に帰らないといけないんだって。皆はこれから打ち合わせなんだよな?頑張って」
それに皆で頷くと、ニーグが僕達の居るテーブル席にやってきて、直ぐにアランは帰された。
そして口を開くニーグ。
「あー、皆、お疲れさん。これからこのチームの依頼授業の説明をする。不死鳥のマスターから、そのまま続けて依頼を受けさせて大丈夫と言う事だから、これから受けて貰うから」
なんか、とんでもない事を言い出したぞ。
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