これは任務なのか?

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なので、そちらの方に追いかけて崖を覗き込むと、無事に巣に入っていくのが見え。 ホッとしている僕に、残ったアイスドラゴンは伏せて、背に乗れと言う子仕草で頭を振る。 なのでそっと背に乗ると、僕がしっかり掴まるのを確認してから飛び上がり。 巣まで飛んだアイスドラゴンは、そのまま僕ごと巣に入っていく。 え。 何?何で巣に連れていかれるのかな? 疑問に思ってる内に奥に到着し、僕を乗せたアイスドラゴンは伏せる。 ソロソロと降りると、先に戻っていた親子のアイスドラゴンの後ろから、氷で出来た様な透明な水色の蛇が出てきた。 「なんじゃ?客人か?」 蛇が喋った。 へっ?喋る蛇?あれ? と。 「ギャーウギャウ」 「何?坊主を助けてくれたとな?それは良かったな」 驚いてる間に、蛇とアイスドラゴンとの会話が成立しているらしく、状況確認していた。 僕を見た蛇は、感謝する、とお礼を言うが。 「ついでに我の頼みも聞いて貰えんかのう?」 と僕の顔を見上げる。 何か面倒事の予感。 ドラゴンはこの為に僕を連れてきたのか? 「えーと、内容によるかな」 取り敢えず話を聞こうと、僕は蛇の前に座る。 アイススネークかと思ったが、喋るなら違うよな?と見ていると、自己紹介をしてきた。 「我はクリスタルスネークじゃ。長の娘での、婿探しに旅に出たのじゃが、遭難して半年ほどお世話になっとるんじゃ」
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