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日が暮れて、他のチームが夕食の準備をしている中を、僕達は2つに分かれて洞窟を出て山を降りて行動を開始する。
僕達は木の実や香草を探して、ライル達は魔力が集まっている場所に向かって、気配を消しながら移動。
朝食分が有れば良いので、適当に採取を済ませて、異常が無いか辺りを感知する。
と、ライル達が1年生を中心に次々と倒してるのがわかった。
襲撃が有るなら、弱い者は学園に帰しておいた方が良いだろうとの判断か。
学園には教員が居るから、此処よりは安全だろう。
すると、2年生のグループと遭遇する。
驚く彼等は、感知をしていなかったのだろうか?
それなら帰した方が良いか。
僕達は目配せをすると、直ぐに彼等を攻撃してペンダントを壊して転移させた。
と、その魔力を感じたか、2年生と3年生のグループがそれぞれやってくるのを感知する。
僕達は、木の上に隠れて気配と魔力を出きる限り消して、様子を見る。
だって三つ巴なんて面倒臭いし。
鉢合わせした二組は直ぐに戦闘となり、3年生が転移されていく。
あれま、この2年生グループは中々やりますな。
でも僕達に気付く事無く移動しようとするから、倒しておく事に。
ちゃんと感知出来ていれば気付く筈だからね、それが出来ないなら命取りになる。
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