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桜という木を知っているだろうか? 日本人なら知っているだろうが 春に咲いて春が終わると全て 花を落とす有名な木である。 花が綺麗なため花見などをする 人などがいるだろう、 俺からしたら花より団子だけど だがら間違っても男子では無い そんな俺だが夜になると 俺が通ってる学校に咲いてる桜を見に来る。 花見が理由じゃない たしかに月明かりに照らされる 桜は綺麗だ、だが関係ない もう一度言う花見が理由じゃない、 ならば何目的だろう それは…普通なら見えない物だったりする。 自己紹介が遅れたようだ 石崎、通(いしさき、とおる)立春学園、3年だ 成績中 体力中 の普通の高校生のつもりだった この学園に入るまでは… なにかとてつも無いことが起きた。訳では無い いや目にしたのだろう 「おい…今年もいるんだろ」 俺がそう呼ぶと桜からボワッと 発光して俺がその光に目を剃らすと… 「久しぶりだね石崎君」 「春咲1年ぶりだな」 春咲、美鈴、女の子、いまは亡き俺の幼馴染みで …桜にとりついた地縛霊だ
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