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「おっさん臭いよ…石崎君」 「うるさい、綺麗なんだから みとれたって良いだろう」 「ねーね私は?」 「10年も一緒にいたら、見とれるとか絶対ない…」 「だよねぇ」 苦笑いしながら春咲はそう答えた。 「わかったら…じゃますんな」 俺はもう1度桜をみたら…そこには子猫が降りられない状況だった。 「春先お前ここで待ってろよ」 俺は見てられなくなり登り始めた」 「危ないよ!石崎君!」 「大丈夫大丈夫」 俺はこの木は何度も登ったことがあるから枝の配置が理解できている。 「よいしょ…恐くないからほらおいで」 俺が手を差し出すと猫が近づいてなんなく捕まえる 「さて降りるか」 俺が下を見ると 「…って春咲!なにのぼってきてんだ!危ないから降りろ!」 「大丈夫…だって」 「大丈夫な訳無いだろ!!」 俺が真剣に怒ったその時だった 近くのおっさんが 「こらそこでなにしてる!!」 「やばっ…」 怒られるそう思い二人して気に取られた時 事故は起きた… その日は風が強かった だから桜がなびいて綺麗だったのだ… 春咲は風でバランスを崩して 下に転落した…
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