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昼過ぎの大久保駅は、忙しそうに過ぎ行く人の群れで溢れていた。
人波にはぐれないように手を繋いで、池袋に帰った。
部屋について、風呂にお湯をいれながら、
『どお?朝湯でも一緒に入らないか?』
俺は今後の話がしたくて、みきを風呂に誘った。
『えー、朝からいっしょに入るのぉ?』
どうも、勘違いされているようだ。
『嫌なら無理には言わないけど・・』
その言葉にみきは素早く反応して、
『じゃあ、一緒に入ってあげるね』
ちなみに俺は風呂は一緒に入る派だ、むろんこれにいやらしい意味はない、たぶん。
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