後編

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一緒に湯舟に浸かって、店が無くなった事、会社を辞めた事、今日から実は無職な事を包み隠さず話をした。 最悪彼女にとっての俺の価値が変わるかもしれない。 別れる・別れないは彼女の自由であるから俺はその意思を尊重しないといけない。 『そっか、じゃあ次の仕事が決まるまで一緒にいれる時間が増えるからうれしいな』 くったくのない笑顔でそう言うみきの言葉に救われた。
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