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これをきっと、人は幸せと呼ぶのであろう。
この時俺は風俗店長としてではなく、
稼ぐ男としてでもなく、
個人として、
一人の人間として、
認められ、
信頼され、
そして、愛されている事を理解した。
稼ぐ事が男の価値を決める事と信じていた俺の価値観が崩壊し、
ヘルスマンとしての俺が終わった時でもあった。
きっと俺は誰かに認められたくて遮二無二働いていたのだろう。
この時を最後に俺にとっての仕事が、風俗でなくてもよくなったのだ。
もっとみきと過ごす時間を増やす為に、時間を取れる仕事を選ぼう。
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