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…結果を言うと、俺のペアは迅ではなかった。
俺のクジから出る赤い光と繋がるクジを持っていたのは、染めた類ではない金色の髪をした美少女。
何も知らない奴なら『神様、ペアにしてくれてありがとうっ！』なんていって御祈りしてしまう位の美少女。
だが、あいにく俺は何も知らない訳じゃない。
この美少女の名前はリサ・グラウニー。
純血の天使で、美人で、家柄も由緒正しく、地位が高い。
幼い頃から英才教育を受けていて、魔法技術、座学も完璧という非の打ち所がない女性である。
…少々気難しい性格な所を除いて、らしいが。
とまぁ、俺みたいな普通の人間がペアを演じるなんて恐れ多いお方なのだ。
そんなお方とこれから先、ずっとペアを組むなんて不安しかない。
…だが、決まってしまったものは仕方が無い、男、桜田悠斗(さくらだゆうと)覚悟を決めて話しかけます！
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