不運な高校生

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「なんで貴方なんかとペアにならなくちゃならないのよ……。最悪」 それだけ吐き捨てて、グラウニーさんは自分の席へと戻っていった。 「はあぁぁぁ……」 やっとあの目から解放された俺は、安堵のため息をつき、心を落ち着かせる。 はは…足がガクガクしてるぜ…。 取り敢えず座ろ…。 自分の席に戻って行く俺は産まれたての子鹿ように見えたに違いない。
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