一難 目覚めるとそこは

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幼馴染の声がした方向を見て、幼馴染が指差す方向を見る。真上を見ると何故か二丁の包丁がボクの顔に向けて落ちてきていた。 おいおい、まじかよ・・・ だが、妹が包丁を寸前で掴み止める。 血が顔面に垂れてくることから、素手で刀身を掴んでいるのが分かる。 「きゃっ」 走ってきた幼馴染も妹同様止めようとしたが、急に前にきた妹に取られたようだ。 もちろんすぐに止まれるはずも無く、妹にぶつかる。 「あ」 ぐさっ 顔面に包丁が刺さりボクは死んだ。 かっこわらい。
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