とある女子高生のお話

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皐月の満月の夜 どこかの街の外れを夜更けというのにも関わらず二人の女子高生が歩いていた。 ・・・と言うのも私と親友の美紀なのだが。 何をしているのかと言えば、今日のお昼に話してた万屋探し。 美紀がどうしてもと駄々をこねるものだからしょうがなくついて行く事に。 とは言え私も内心興味深々なのだが。 「ほら、里佳早くーっ」 「ちょ・・・待ってって!」 美紀が駆け足で進んでいく。 私はそれを急いで追いかけた。
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