1章

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「あ、言ったな! 今アタシ傷ついた!!不快感!セクハラだ!」 「どっちかっつーとイジメじゃね?」 「自分で言っちゃうの…」 「もー、カオリ熱くならないでよー。」 いつもこんな感じで、カオリが可哀想な感じで、会話が一段落つく。 大抵そのタイミングで自分の席に戻ったり、放課後だと部活やらバイトに行ったりするけど、今日は特別だ。 久しぶりに、みんなで休みを合わせて遊びに行く。 私は部活もバイトもしてないけど、 エリは陸上部だし カオリはファストフード店でバイト サチは彼氏とラブラブ って感じで、なかなか皆で遊べない。 「そろそろ行くか。」 サチの一言でみんな立ち上がり、荷物を肩にかけた。
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