まさかの原因

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椿「副会長、今日親衛隊のことで生徒会室にお邪魔しましたよね」 僕が声をかけると心底不機嫌そうに視線をあげる副会長 フフッ、この顔がどう歪むの楽しみですね 蘭「それがどうかしましたか。用もなく声をかけないでください」 おやおや、僕はかなり副会長に嫌われているようですね さて、僕の手札の一枚を晒しましょう 椿「今日をもちまして現生徒会の親衛隊全ては僕の親衛隊になりました」 蘭「は………?」 副会長は話が飲み込めないようで口をポカーンと開けたまま固まっています ……今の内に逃げましょう 椿「僕から伝えたいことは以上です。それでは」 今度こそ踵を返して僕はエレベーターから離れます ふぅ…本当にここの生徒会は面倒ですね 僕は溜め息を1つ吐きこれからの学園生活の変化を想像してほくそ笑んでいた
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